バッテリー上がりの原因には大きく5つあります。バッテリー上がりの対処法や直し方は原因によって大きく2つに分けられます。また、バッテリー上がりに備えてブースターケーブルを備えておくとよいでしょう。
バッテリー上がりの原因は5つです。
ヘッドライトの消し忘れやトランクライトの点けっぱなし、約1ヶ月以上乗らない事による自然放電、車両側充電装置の故障による充電不足、端子の緩みや配線不良による接触不良、バッテリーの寿命、の5つが大きな原因です。
要注意なのは、盗難防止装置を装着した車両はエンジンを切った状態でも電流が流れています。
そのため、1ヶ月も乗らないとバッテリーは上がってしまいます。
バッテリーが上がってしまった時は、とりあえず電気をもらってエンジンを始動するか、あるいは押しがけします。
ですが、これらの対処法は、応急処置で、バッテリー上がりの継続的な対処法ではありません。
バッテリーが上がってしまうと、エンジンを起動してもバッテリーの電圧は低いままなので、エンジン起動後はすぐに充電の対処をしなければなりません。
ブースターケーブルは、バッテリーとバッテリーをつなぐケーブルです。
バッテリー上がりでエンジンが始動しなかった時は、ブースターケーブルで他の車のバッテリーと接続してエンジンを始動できます。
ホームセンターやカーショップで、安いものだと2,000円くらいで売っています。
太さや長さの違いで数種類のケーブルが市販されていますが、乗用車のバッテリーを接続するなら80A以上のケーブルが必要です。
バッテリー上がりには、バッテリーの経年劣化の場合と、電気を使い切ってしまった場合で直し方が異なります。
バッテリーの寿命は大抵2~3年です。
それ以上の年数使用していてバッテリーが上がった場合はバッテリー交換をしましょう。
電気を使い切ってしまった場合では、走行しながら車自身で電気を貯めるか、充電器などを用いて急速充電すればよいでしょう。
通常走行ではおよそ2時間程度の走行が必要です。