様々なコンタクトメーカーから遠近両用コンタクトレンズが発売されています。メニコン、ボシュロム、ジョンソン&ジョンソン、チバビジョンなどが有名です。それぞれのメーカの遠近両用コンタクトレンズには特徴があるので眼科医と相談の上きめましょう。
メニコンが発売する遠近両用コンタクトレンズはメニフォーカルで、ハードコンタクトレンズの「メニフォーカルZ」と、ソフトコンタクトレンズの「メニフォーカルソフトS」の2つがあります。
レンズ中央が遠用、その周辺が近用になっています。
ハードレンズならではの優れた乱視矯正力と世界最高レベルのコウ酸素透過性素材ZOMAを使用しているため、最長1週間の連続装用も可能な瞳にやさしいレンズです。
ボシュロムが提供する遠近両用コンタクトレンズが「メダリストマルチフォーカル」です。
2週間交換タイプになっています。
自然な見え方で、手元から遠くまでどこでもくっきり見え、視線移動しても瞬時にピントが合います。
一定の水分量を安定して保つ「低含水素材」、汚れがつきにくく乾燥しにくい「非イオン性素材」を採用しています。
涙の質や量が低下した40代からの瞳にも長時間続くうるおいが続きます。
ジョンソン&ジョンソンの遠近両用コンタクトレンズは「アキュビューバイフォーカル」です。
2週間使い捨てタイプです。
5重の同時視型デザインを採用していて、遠くは遠用の度数が、手もとは近用の度数が自然に機能します。
パソコンを使うときなどにも自然な視線で画面を見ることができます。
このレンズは瞳の大きさの変化にも瞬時に対応し、明るさや照明条件が変わっても常にクリアな視界が得られます。
チバビジョンの遠近両用コンタクトレンズには2週間交換の「フォーカスプログレッシブ」と1日交換の「デイリーズプログレッシブ」があります。
1日タイプも2週間タイプもレンズ中央部にブルーのティンティング加工がされていています。
1日タイプはルさまzで、つけた瞬間にうるおって快適です。
2週間タイプは特許出願中の新設計遠近両用レンズを採用しており、遠くから近くまで自然な視界が得られます。